ペアガラスの紹介

ずいぶん普及してきましたペアガラスです。
以前は複層ガラスと呼ばれていましたが、現在は呼び方もペアガラスの方が一般的によく使われています。 また種類も増えまして、従来の断熱のみのものから遮熱性を付加したタイプのものやガラス間に飾り格子を入れたものもあります。
種類が多くありますのですべての説明は下のメーカーカタログを参照下さい。

2011年7月新発売のエコクールと言う製品は日射熱カット率70%と驚異的な性能です。 2011年現在でこの遮熱性能を超える製品は見当たりませんので、夏の日射による熱でクーラーに 多大な負荷が掛かる事が避けられ、冷房による消費電力抑制に大いに役立ちます。
実際に発売後、早速ご採用のお客様の印象は太陽の暑さが全然違うと仰られました。
このガラスは直射日光が当たっていても木陰に居るようなような感じを受けると思いますが、 実際には日陰ではないのに暑さが大変軽減しました。ペアガラスとしては色調はずいぶん濃い方になります。
性能資料はこちらからhttp://www.hatadagls.com/garasu/nsg_pdf/eco_cool.02-170.pdf

左の写真はブラインド内蔵ペアガラスの断面構造図。

ペアガラスの中に封入されていますのでスラットにホコリが乗らない、風の影響を受けないので風切り音や揺れて窓枠に当たる音などがなくなり、スラットの汚損もなくなります。

ブラインド内蔵製品は日本板硝子製品でしたが現在は廃止になっています。

トステムに同様の製品がありますが専用サッシ以外には対応していません。

ペアガラスでの最高性能を発揮するものはなんと言っても真空ガラス スペーシアです。
現在のところ清浄空気あるいは不活性ガス等を封入した高性能ペアガラスに較べてもダントツに真空ガラスが高断熱を示します。
真空ガラス スペーシアは当店サイトで約40ページに渡って紹介しています。

セントラル硝子社製の薄型ぺアガラス(窓ンナ)は不活性ガスクリプトンを封入したLow-Eガラスとの組合わせ仕様のペアガラスです。
セントラル硝子社製、薄型ペアガラス マドンナのページはこちらからです。
セントラル硝子社製、取替え専用のペアガラス格安価格の案内ページはこちらから。

住宅用ペアマルチレイボーグに光触媒タイプが登場ココをクリック


従来からの空気層を持つペアガラスの機能を組み合わせた種類の紹介は機能ガラス普及推進協議会のウェブサイト 「http://www.glass-town.jp/」からどうぞ。

機能ガラス普及推進協議会のペアガラス 機能ガラス普及推進協議会の高断熱ペアガラス 機能ガラス普及推進協議会の遮熱ペアガラス 機能ガラス普及推進協議会の異厚ペアガラス

ペアガラスの裏話

この位置から下に表われます。リロードしますのでスクロールして下さい。

余り話題にならないペアガラスの話


以下の記述は、畑田ガラス店の個人的な見解で内容は絶対そうであるという事ではありません。

空気またはガス入りペアガラスはごくまれに内部結露する事があります。
メーカーはこういう事例は公表しませんが業界では常識になっていて、ひどい場合には
ペアガラスの間に水が溜まることもあるようです。

本当にごく稀なケースなので声を大にしてページに掲載するほどの事ではないのですが、
北海道から実際にそう云う事態が発生した方から悩みとして当店に相談の電話が掛かった事も
ありました。

現在ではメーカー保証が行き渡っていますので保証期間内であれば、メーカーは保証してくれ
ますので先ず不安はないと思います。

ペアガラスはポリサルファイド系かシリコーン系の封着材を使用して製造しているそうですが、
核心の封着はブチル接着層で確保しているそうです。
その核心部分が何らかで接着が切れた時に悪い環境条件が繰り返されれば内部結露になるようです。
しかし、これは悪条件が重なったときに発生するのであって ぺアガラスの周辺条件が良好だと
発生しない事例なので事で、空気封入されているペアガラスでは性能に問題はありません。

ところが不活性ガス(アルゴン等)が封入されている場合は、問題でガスの内部結露と云うことは
空気が入っていることを示しているのです。
また厄介なことに何らかで接着が切れた時にガスが抜けているか確認のしようがないので、
ガス抜けによる性能低下は問題意識になっていません。
私がアルゴンガス入りペアガラスの信頼性に疑問を持っているのは封止が切れていたとしても
使用者側で性能確認が行えないからです。
その点ではどちらが信頼できるかと云えば空気入りペアガラスになるでしょうね。
さらに10年くらいで10~20%程度のガス抜けがあるとかで、質量の軽いガスほど封止材の分子間を
すり抜ける様です。
ペアガラスにはヘリウムガスは使用されませんがあれほど質量の軽いガスになるとゴム風船の膜は
ラクラクすり抜けるのですから、風船ゴム内部にガス止め処理をしてない場合は数時間でしぼんで
しまうのです。
空間に浮かんでいた風船が4時間後に落ちていたと云うような例は皆さんも
見たことがあると思います。
軽い元素ガスの特性などは最終消費者の方々にはなかなか伝わらない事ではないのでしょうか。



トップページ

前ページに戻る

〒583-0991
大阪府南河内郡太子町春日1463-13
Tel㈹0721-98-3011

メールでのお問い合わせはこちらから。

since 1999.03.12